先週金曜日(2024年11月15日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.656(+0.078)<+3.03%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは上昇。
NWS(アメリカ国立気象局)の気温予報によると、直近1~2週間の米国本土の気温は、従来よりもやや暖かい見込みです。
天然ガスの暖房需要が伸びない可能性があり、NATGAS価格は夜にかけて軟調でした。
しかし、夜以降は上昇に転じ、その勢いを維持したまま1日の取引を終えました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ15万6,000の売り越しでした。
売り越し幅は4週連続で15万を上回っています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年11月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陽線を形成して、2.6ドル台を回復しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
下ヒゲにより11日の大幅高の際に作られた窓の一部を埋める形となりました。
目先は、完全に窓を埋めるべく反落するか、このまま上昇が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半に下落が進んだ後、取引後半は上昇し始値を大きく上回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
13日高値を天井とする下落が進んでいましたが、下落に対して半値戻しを見せました。
半値戻しで上昇が一服するか、さらに上昇が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で1基減少し、478基でした。
稼働リグ数は3週連続で480基を下回っています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、101基です。
稼働リグ数は4週連続で100基台を維持しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で42bcf(10億立方フィート)増加し、3974bcfでした。
直近5年間の平均よりも増加幅が大きく、在庫も高水準です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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