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トヨタ自動車は16日、水素を燃料とするエンジンと電気で動くモーターの二つの動力源で走る特別仕様の商用車「ハイエース」を公開した。水素エンジンのみよりも航続距離が2割超伸びて250キロになるという。水素と電気のハイブリッド車(HV)は世界初とみられる。来春にもオーストラリアの公道での実証走行を目指す。
脱炭素に向け、消費者に多様な車の選択肢を提供する「マルチパスウェイ戦略」の一環。富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開かれている耐久レースに合わせて発表した。
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