昨日(2024年11月14日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が進行。
午前中のユーロ円は円安が優勢でした。
円が主要通貨に対して弱く、ユーロに対しても同様です。
午後は円高の展開で、円高一巡後は大きく円安方向に進んでいます。
ユーロドルが上昇しており、この動きを受けたものと考えられます。
日付が変わってから再び円高に戻ったものの、最終的に円安で取引を終えました。
なお、ユーロ圏で四半期国内総生産(GDP)が発表され、市場予想と一致しました。
この時間帯のユーロ円に大きな動きは見られません。
また、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁が発言し、最近のデータは2%の目標に向かっていることを示している旨が報じられています。
本日(2024年11月15日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月15日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、163円付近の買い注文が厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
しかし、現在値周辺や円安の範囲では、買い注文が乏しいです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、163円台前半から167円台前半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、163円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月15日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはポンド円です。
相関関係だったのは、豪ドル円、ユーロドルそしてポンドドルです。
ドル円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月15日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円はおおむねマイナス圏で取引され、この傾向は朝まで継続しました。
ユーロはゼロを挟んで上下動し、最終的にプラスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月15日)の主な経済指標
08:50(日本)7-9月期四半期実質GDP(速報値)
16:00(英国)7-9月期四半期GDP
22:30(米国)10月小売売上高
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。