東京マーケットダイジェスト・14日 ドル高・株安

スポット
ドル円:1ドル=156.02円(前営業日NY終値比△0.56円)
ユーロ円:1ユーロ=164.55円(△0.31円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0547ドル(▲0.0017ドル)
日経平均株価:38535.70円(前営業日比▲185.96円)
東証株価指数(TOPIX):2701.22(▲7.20)
債券先物12月物:142.98円(▲0.13円)
新発10年物国債利回り:1.055%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.28700%(△0.01100%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>  <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
  1兆7246億円の取得超  4兆4579億円の処分超
対内株式
   5139億円の取得超  1532億円の所得超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。この日も本邦勢の本格参入後はドル買いが先行した。仲値に向けた買いも観測されたほか、時間外の米10年債利回りの上昇も相場の支えとなり、昨日高値の155.62円を上抜けて上伸。一時156.14円と7月23日以来の高値を更新した。もっとも、15時以降に米長期金利の上昇が一服すると155.80円台まで押し戻されている。

・ユーロドルは小安い。全般にドル買いが進んだ流れに沿って、昨年11月以来の安値となる1.0535ドルまで下押しした。ただ、その後は米金利の上昇幅縮小に伴って売りも一服となった。

・ユーロ円は小高い。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが進んだ。ユーロドルの下落によってやや相殺された面はあったものの、一時164.67円まで値を上げた。

・日経平均株価は3日続落。外国為替市場で円安・ドル高が進んだことが好感され、株価指数先物主導で買いが先行すると、指数は一時360円超上昇した。もっとも、節目の3万9000円を上回る水準では戻り待ちの売りも観測され、その後はマイナス圏まで失速。後場は全般にさえない動きが続き、この日の安値で取引を終えた。

・債券先物相場は3日続落。前日の米国債券相場が下落した流れを引き継いだほか、時間外取引で米長期金利が上昇したことも相場の重しとなった。

(岩間)


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