昨日(2024年11月13日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は12日終値比でほぼ変わらず。
日中から夜にかけてのユーロ円は堅調で、大きな押し目は見られませんでした。
その後、急落し、日足始値を超えて円高が進んでいます。
この時間帯のドル円とユーロドルがいずれも下落しており、これを反映したと考えられます。
日付が変わって以降は再び円安の展開でした。
なお、ナーゲル独連銀総裁が発言し、コアインフレ率は依然としてかなり高い旨が報じられています。
また、ユーロ圏で主要な経済指標は発表されていません。
本日(2024年11月14日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月14日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、163円付近の買い注文が厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、165円台半ばにも、やや厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、163円台前半から167円台前半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、163円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月14日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは豪ドル円です。
相関関係だったのは、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月14日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円はプラス圏で取引される場面があったものの、おおむねマイナス圏で推移しました。
ユーロはゼロを中心に上下動し、日付が変わる頃からマイナス圏で動きました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月14日)の主な経済指標
19:00(ユーロ)ユーロ圏GDP
22:30(米国)10月生産者物価指数(PPI)
29:00(米国)パウエルFRB議長、発言
30:00(英国)ベイリーBOE総裁、発言
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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