昨日(2024年11月13日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安が継続。
日中のドル円はおおむね円安傾向で取引されました。
トランプ・トレード(トランプ次期大統領の政策を見越したドル買い)が継続したと報じられています。
夜に入って米国で消費者物価指数(CPI)が発表され、市場予想と同じ結果でした。
市場は円高で反応したものの円安に戻っており、押し目を狙った買いが優勢だったと伝えられています。
円安の動きは未明まで継続し、155円台半ばまで進んで取引を終えました。
なお、ローガン米ダラス連銀総裁が発言し、追加利下げがおそらく必要だが慎重に進める必要がある旨が報じられています。
本日(2024年11月14日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月14日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、155円台後半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、153円付近にも厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。
その一方、156円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の模様です。
また、154円台前半にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にはサポートラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月14日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはポンド円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
豪ドル円とも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月14日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円はプラス圏で取引される場面があったものの、おおむねマイナス圏で推移しました。
ドルはゼロ付近で上下動し、深夜以降にプラス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月14日)の主な経済指標
19:00(ユーロ)ユーロ圏GDP
22:30(米国)10月生産者物価指数(PPI)
29:00(米国)パウエルFRB議長、発言
30:00(英国)ベイリーBOE総裁、発言
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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