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熊本県の木村敬知事は13日、武藤容治経済産業相と経産省内で面談し、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の第3工場の誘致に向けた支援拡充を要請した。同県菊陽町に進出したTSMCの第1工場は年内に製品を出荷予定で、第2工場は来年1~3月に建設を始める計画だ。
木村氏は「石破政権でも半導体政策が(岸田政権から)変わっていないことを世界に発信してほしいと申し入れた」と記者団に語った。
半導体関連の地場企業の設備投資に対する補助金や、道路と工業用水の整備への財政支援も要望。訪日外国人客の増加を背景に不足する航空機燃料についても安定供給体制の確保が必要だと訴えた。
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