東京マーケットダイジェスト・13日 ドル小幅高・株大幅安

スポット
ドル円:1ドル=154.91円(前営業日NY終値比△0.30円)
ユーロ円:1ユーロ=164.40円(△0.15円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0613ドル(▲0.0010ドル)
日経平均株価:38721.66円(前営業日比▲654.43円)
東証株価指数(TOPIX):2708.42(▲33.10)
債券先物12月物:143.11円(▲0.42円)
新発10年物国債利回り:1.045%(△0.040%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.27600%(△0.01000%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>  <前回発表値>
10月企業物価指数
前月比     0.2%    0.3%・改
前年同月比   3.4%    3.1%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。仲値に向けた買いが観測されて一時154.94円まで値を上げた。いったんは節目の155.00円手前で伸び悩む場面も見られたが、下値の堅さを確認すると再び買いが強まり、7月30日以来の高値となる155.14円まで上値を伸ばした。なお、この日の日経平均株価は大幅安となったが、株安を手掛かりにした売りは限られた。

・ユーロドルは小安い。1.06ドル台前半での狭いレンジ内推移となったが、ドル円が上昇した影響もあってやや上値の重さが目立った。

・ユーロ円は小高い。ドル円と同じく底堅い動きとなり、15時30分前には164.60円まで値を上げた。

・日経平均株価は大幅続落。昨日の欧米株式相場が下落した流れを引き継いだ。市場では「トランプ・トレード」の動きが一巡したとの思惑も広がり、海外勢からの売りが観測された株価指数先物主導で下げ幅を拡大。後場に入って指数は一時780円近く下落した。

・債券先物相場は続落。前日の米国債券相場が下落し、この日の国内債にも売りが波及した。一時143円07銭まで下落し、新発10年物国債利回りは8月1日以来の高水準となる1.045%まで上昇した。

(岩間)


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