日経平均サマリー(12日)

市場概況
日経平均は3日ぶり反落 清水建設が後場急騰

 12日の日経平均は3日ぶり反落。終値は157円安の39376円。米国株高を受けて、3桁上昇スタート。前場では序盤はやや振れ幅が大きくなったが、円安進行を追い風に300円超上昇して39800円台に乗せる場面もあるなど、強い動きを見せた。

 しかし、昼休みに入って先物が急落し、同時期にドル円も円高に振れてきたことから、後場は前引け(39748円)から200円近く水準を切り下げて始まった。ほどなくマイナス圏に沈むと、しばらく下を試す流れが続いた。400円近く下げて39100円台に入ったところで売りが一巡。14時台半ば辺りからは値を戻したものの、3桁の下落で取引を終えた。TOPIXやグロース250指数は後場にマイナス圏に沈む場面があったものの、終値ではプラスを確保した。

 東証プライムの売買代金は概算で5兆0100億円。業種別では輸送用機器、ゴム製品、建設などが上昇した一方、電気機器、石油・石炭、医薬品などが下落した。上方修正、自己株取得・消却、政策保有株式の縮減目標設定などが好感された清水建設<1803.T>が後場急騰。半面、下方修正を発表したヤクルト本社<2267.T>が後場に入って急落した。


日経平均
 39376.09 -157.23
先物
 39410 -140
TOPIX
 2741.52 +1.84

(小針)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 日経平均サマリー(12日)