昨日(2024年11月11日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的にやや円安。
昼にかけて、ユーロ円は円安が優勢でした。
円が他の主要通貨に対して弱く、ユーロに対しても同様です。
午後以降は一転して、円高が進みました。
ユーロドルが大きく下落しており、この影響を受けたと考えられます。
最終的に、先週末終値に比べてやや円安で取引を終えました。
なお、ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁が発言し、金利は来年9月ごろには2%近くに低下する可能性があると報じられています。
また、ユーロ圏で主要な経済指標は発表されませんでした。
本日(2024年11月12日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月12日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、162円台前半から163円付近にかけて買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
しかし、163円台前半から円安の範囲では、買い注文が薄いです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、163円台前半から167円台後半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、163円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月12日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはポンド円と豪ドル米ドルです。
相関関係だったのは、豪ドル円、ユーロドルそしてポンドドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月12日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円は昼にかけてマイナス幅を拡大し、その後はマイナス圏で上下動しました。
ユーロはプラス圏で推移した後、夕刻にマイナスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月12日)の主な経済指標
16:00(独)消費者物価指数(CPI)
16:00(英)ILO失業率
19:00(独)ZEW景況感指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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