東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高

市場概況
 11日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では153.38円とニューヨーク市場の終値(152.64円)と比べて74銭程度のドル高水準だった。一時プラス圏に戻して支援となった日経平均株価は再び重い動きに。しかし、ドル円は先週末8日の下押し幅を回復する動きが進み一時153.43円と、同日高値153.37円を上回った。

 ユーロ円は堅調な推移を維持。12時時点では164.47円とニューヨーク市場の終値(163.61円)と比べて86銭程度のユーロ高水準だった。ドル円のじり高を反映した円相場の動きに沿った推移。影響が懸念された中国株はマイナスとなったが特段の下押し圧力にはならず、164.50円まで上昇した。

 ユーロドルは小幅高。12時時点では1.0723ドルとニューヨーク市場の終値(1.0718ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。対円でドルとユーロがともに上昇するなか大きな動きではないが、ユーロ円上昇の影響がやや強めに出たようで1.0728ドルまで小高く推移。ただ、まだ先週末NY終値を挟んだ範囲の上下といえた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.64円 - 153.43円
ユーロドル:1.0704ドル - 1.0728ドル
ユーロ円:163.43円 - 164.50円

(関口)


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