昨日(2024年11月7日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高の展開。
10月28日(月)からユーロ円はレンジ相場を形成しており、昨日はレンジ相場内で円高が進みました。
ドイツのショルツ首相が連立政権に対する信任投票実施について発言しており、ドイツの政局不安を反映した旨が報じられています。
また、ハーベック独経済相が発言し、現在の政治的混乱が一時的なものではなく次の政府も同様の課題に直面する可能性が高い旨が伝えられています。
なお、ユーロ圏で小売売上高が発表され、市場予想より強い結果でした。
発表直後のユーロ円は大きな反応を示していません。
本日(2024年11月8日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月8日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、166円台前半の買い注文が厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
しかし、買い注文は売り注文と比べて全体的に薄い様子がわかります。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、164円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文の模様です。
また、166円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月8日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはドル円とポンド円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはポンドドルです。
逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドル、弱い逆相関関係だったのは豪ドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月8日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを中心に上下動し、日付けが変わる頃からプラス幅を広げました。
ユーロはマイナス圏で安定的に推移し、この傾向は朝まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月8日)の主な経済指標
22:30(カナダ)10月失業率
22:30(カナダ)10月新規雇用者数
24:00(米国)11月ミシガン大学消費者態度指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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