昨日(2024年11月6日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:72.272(-0.160)<-0.22%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日ぶりに下落。
朝からドルインデックスが大きく上昇しており、これを受けてUSOILは下落したと報じられています。
夜以降は価格を戻す展開で、5日終値を上回る場面がありました。
米国株が大幅に上昇しており、これを反映した模様です。
深夜以降に価格は再び下落に転じ、最終的に5日終値を下回る水準で取引を終えました。
なお、EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ215万バレルの増加でした。
増加幅は市場予想より大きかったものの、この時間帯のUSOIL価格は上昇しています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲが長く実体の短い陰線を形成して、取引に明確な方向性は出ませんでした。
平均足は陰連後に陽線に転じ、ローソク足は平均足を上に抜け始めており、新たな上昇トレンドが生じつつあります。
73ドル付近が抵抗帯として機能しており、6日も73ドル付近で上昇が止まりました。
引き続き、73ドル付近の抵抗帯で反落するか、抵抗帯を突破して上昇が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ジリ安後の急騰で一時5日高値に迫りましたが、最終的に始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
上昇トレンドの後、5日高値と6日高値でダブルトップの形成の可能性があります。
目先は、ダブルトップ形成で反落するか、5日高値を突破して上昇が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年10月25日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から2基減少し、480基でした。
直近は480基台での推移が続いています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年10月25日時点の原油在庫は前週比で51.5万バレルほど減少し、およそ4億2551万バレルです。
2024年9月後半以降は増加基調に転換した可能性があります。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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