東証は急伸、終値1005円高

ニュース

 6日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が急伸した。終値は前日比1005円77銭高の3万9480円67銭で、10月15日以来、約3週間ぶりの高値となった。米大統領選でトランプ前大統領が優勢との観測を受け、外国為替相場の円安ドル高が進み好感された。業績の押し上げ期待が高まった輸出関連株を中心に買われた。円相場は一時154円台に下落した。

 TOPIXは51・66ポイント高の2715・92。出来高は約24億5500万株。

 株価水準が高い半導体関連株の上昇も目立ち、相場を押し上げた。平均株価は前日の米株高が波及し、朝方から幅広い銘柄で買いが先行した。

 午後にかけ、米大統領選の開票状況が伝わると、前日終値からの上げ幅は一時1100円を超えた。市場関係者からは「トランプ氏が大統領だったころの好景気が連想され、トランプトレードとも呼べる市場の高揚感が株価を押し上げた」(大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジスト)との声も出た。

 日本企業の2024年9月中間決算発表が相次ぐ中、好業績の銘柄も買われた。


共同通信社提供



 
  共同通信社   

Provided by
共同通信社

東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東証は急伸、終値1005円高