昨日(2024年11月4日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円はやや円高。
週明けの豪ドル円は上窓を開けて始まり、朝のうちに窓は埋まりました。
窓が埋まった後は方向感の乏しい動きで、レンジ相場模様で取引されています。
深夜にやや円安が進む場面があったもののすぐに戻り、最終的に円高で1日の取引を終えました。
なお、日豪で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝えられていません。
本日(2024年11月5日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月5日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、98円台後半から100円付近にかけて買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
しかし、円安の範囲では買い注文が乏しいです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、101円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、99円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月5日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのはポンド円です。
相関関係だったのはドル円とユーロ円、弱い相関関係だったのはポンドドルと豪ドル米ドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月5日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はドルです。
円はプラス圏で上下動し、この傾向は朝まで継続しました。
豪ドルは取引開始時にプラス幅を大きく広げ、その後はゼロ方向に進みました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
5日(火)12:30(オーストラリア)豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
5日(火)24:00(米国)10月ISM非製造業景況指数(総合)
6日(水)30:30(ブラジル)ブラジル中央銀行政策金利
7日(木)21:00(英国)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
7日(木)21:00(英国)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
7日(木)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
7日(木)28:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
8日(金)8:50(日本)10月外貨準備高
8日(金)22:30(カナダ)10月失業率
8日(金)22:30(カナダ)10月新規雇用者数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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