昨日(2024年11月4日)のドル円動向振り返り
ドル円は先週末終値比で円高。
週明けのドル円は下窓を開け、さらに円高が進む展開でした。
米大統領選挙でトランプ候補有利との見方が後退した模様で、これを受けた円高だと報じられています。
円高傾向は昼まで続き、その後はおおむねレンジ相場で取引されました。
米大統領選挙を控え、特定の方向にポジションを傾けづらかった模様です。
なお、米国で製造業新規受注が発表され、市場予想と比べてやや弱い結果でした。
発表直後のドル円に大きな反応は見られません。
また、日米両国で要人発言は特段伝えられませんでした。
本日(2024年11月5日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月5日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、152円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、151円台半ばにも、やや厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、153円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、151円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月5日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円です。
ポンド円と豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
ポンドドルと豪ドル米ドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月5日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はドルです。
円はプラス圏で上下動し、この傾向は朝まで継続しました。
ドルは取引開始直後にマイナス幅を拡大し、その後はマイナス圏で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
4日(月)24:00(米国)9月製造業新規受注(前月比)
5日(火)12:30(オーストラリア)豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
5日(火)22:30(米国)9月貿易収支
5日(火)23:45(米国)10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
5日(火)23:45(米国)10月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
5日(火)24:00(米国)10月ISM非製造業景況指数(総合)
6日(水)(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
6日(水)30:30(ブラジル)ブラジル中央銀行政策金利
7日(木)21:00(英国)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
7日(木)21:00(英国)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
7日(木)22:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
7日(木)22:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
7日(木)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
7日(木)28:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
8日(金)8:50(日本)10月外貨準備高
8日(金)22:30(カナダ)10月失業率
8日(金)22:30(カナダ)10月新規雇用者数
8日(金)24:00(米国)11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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