市場概況
◆ダウ平均: 42052.19 +288.73 +0.69%
◆S&P500: 5728.80 +23.35 +0.41%
◆NASDAQ: 18239.92 +144.77 +0.80%
1日のNY株式相場は反発。注目された10月雇用統計で、非農業部門雇用者数(NFP)がわずか1.2万人増と市場予想の11.3万人増を大きく下回る弱い結果となったものの、決算やガイダンスが好感されたアマゾンが6.19%高、インテルが7.81%高となったことでセンチメントが改善した。ダウ平均は一時、562ドル高まで上昇し、288.73ドル高(+0.69%)と4日ぶりに反発して終了。S&P500とナスダック総合も終日プラス圏で推移し、それぞれ0.41%高、0.80%高で終了。ともに3日ぶりに反発した。S&P500の11セクターは一般消費財の2.40%高を筆頭に、IT、ヘルスケアなど5セクターが上昇し、公益、不動産、エネルギーなど6セクターが下落した。
週間ではダウ平均が0.15%安、S&P500が1.37%安とともに2週続落し、ナスダック総合が1.50%安と8週ぶりの反落となった。業種別ではコミュニケーション(+1.53%)、一般消費財(+0.48%)の2セクターが週間で上昇した一方、IT、不動産が3%超下落し、公益、エネルギーも2%超下落した。
10月雇用統計ではNFPが1.2万人増とコロナ・パンデミックの2020年12月以来の弱い結果となったが、ハリケーンやボーイングのストライキの影響と受けとめられた。失業率は4.1%と前月分から横ばいだった。雇用統計を受けて米10年債利回りは前日の4.284%から一時、4.222%まで低下したが、その後は米大統領選後の財政悪化懸念から売りが強まり(利回りは上昇)、4.386%と7月2日以来の高水準で終了した。CMEのフェドウォッチ・ツールの11月6-7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利下げ確率は前日の94.8%から96.4%にわずかに上昇し、政策金利据え置き確率は5.2%から3.6%に低下した。
(羽土)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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◆S&P500: 5728.80 +23.35 +0.41%
◆NASDAQ: 18239.92 +144.77 +0.80%
1日のNY株式相場は反発。注目された10月雇用統計で、非農業部門雇用者数(NFP)がわずか1.2万人増と市場予想の11.3万人増を大きく下回る弱い結果となったものの、決算やガイダンスが好感されたアマゾンが6.19%高、インテルが7.81%高となったことでセンチメントが改善した。ダウ平均は一時、562ドル高まで上昇し、288.73ドル高(+0.69%)と4日ぶりに反発して終了。S&P500とナスダック総合も終日プラス圏で推移し、それぞれ0.41%高、0.80%高で終了。ともに3日ぶりに反発した。S&P500の11セクターは一般消費財の2.40%高を筆頭に、IT、ヘルスケアなど5セクターが上昇し、公益、不動産、エネルギーなど6セクターが下落した。
週間ではダウ平均が0.15%安、S&P500が1.37%安とともに2週続落し、ナスダック総合が1.50%安と8週ぶりの反落となった。業種別ではコミュニケーション(+1.53%)、一般消費財(+0.48%)の2セクターが週間で上昇した一方、IT、不動産が3%超下落し、公益、エネルギーも2%超下落した。
10月雇用統計ではNFPが1.2万人増とコロナ・パンデミックの2020年12月以来の弱い結果となったが、ハリケーンやボーイングのストライキの影響と受けとめられた。失業率は4.1%と前月分から横ばいだった。雇用統計を受けて米10年債利回りは前日の4.284%から一時、4.222%まで低下したが、その後は米大統領選後の財政悪化懸念から売りが強まり(利回りは上昇)、4.386%と7月2日以来の高水準で終了した。CMEのフェドウォッチ・ツールの11月6-7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利下げ確率は前日の94.8%から96.4%にわずかに上昇し、政策金利据え置き確率は5.2%から3.6%に低下した。
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DZH Finacial Research
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