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【ニューヨーク共同】米巨大IT5社の2024年7~9月期決算が10月31日、出そろった。生成人工知能(AI)ブームが追い風となり、AIを活用できるサービスや製品の需要が拡大、各社の主力事業が堅調な結果を見せ、5社全てが増収を確保した。純利益は一時的な税負担が増えたアップルを除く4社で2桁増となった。
グーグルの持ち株会社アルファベットは純利益が前年同期比34%増の263億100万ドル(約4兆円)だった。クラウドサービスの売り上げの増加が寄与した。
マイクロソフトの純利益は11%増の246億6700万ドル。企業向けクラウドなどの収益が33%増えたことが貢献した。
米メタはAIの活用で効果を高めた広告による収入が増え、35%増の156億8800万ドル。アマゾン・コムはインターネット通販事業が好調で、純利益は55%増の153億2800万ドルだった。
一方、アップルはEUの裁判所が税金の優遇措置を取り消す判決を出したことで税費用を計上し、純利益は36%減の147億3600万ドルと落ち込んだ。
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