昨日(2024年10月31日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円高が優勢。
午前中の豪ドル円はレンジ相場で取引され、方向感の乏しい展開でした。
昼に日銀が政策金利の据え置きを発表すると、豪ドル円は円高に転じています。
日銀の展望レポートが政策金利の引き上げに言及しており、これを受けた反応だと考えられます。
円高の動きは植田日銀総裁の会見後も継続し、今週の安値を下抜けました。
日付が変わる頃から円安方向にやや戻ったものの、最終的に円高で取引を終えています。
なお、豪州で小売売上高等が発表され、強弱入り交じる結果でした。
発表直後の豪ドル円は大きな反応を示していません。
本日(2024年11月1日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月1日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、99円付近から100円台半ばで買い注文を確認できます。
現在値周辺で発注されており、今後の円安を想定した注文の可能性があります。
しかし、100円台半ばよりも円安の範囲では、買い注文が乏しいです。
積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、101円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、100円台前半にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年11月1日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
相関関係だったのはポンドドル、弱い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年11月1日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はポンドです。
円はプラス幅を広げる展開で、日付が変わる頃に横ばいに転じました。
豪ドルは深夜にかけてマイナス幅を拡大し、その後は反転してややプラスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年11月1日)の主な経済指標
21:30(米国)10月非農業部門雇用者数(NFP)
21:30(米国)10月失業率
23:00(米国)10月ISM製造業景気指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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