昨日(2024年10月31日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.332(-0.086)<-3.56%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは続落。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で78bcf(10億立方フィート)の増加でした。
発表後のNATGAS価格は下落が継続しています。
市場予想に近い増加幅だったものの、直近5年間の平均値と比べて大きかったことが下落要因だと報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年11月1日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月1日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線を形成して2営業日続落となりました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足は重なっており、下落圧力は限定的です。
支持帯となっていた2.4ドルを割り込み、一段安となりました。
目先は、支持帯割れ後の下落が加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始からジリ安が進み、後半には下落が加速して取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
25日の高値を天井とする下落トレンドが始まりつつあります。
目先は、18日安値を目指して下落が進むか、反発して25日高値を目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、480基でした。
リグ数は480基前後で安定的に推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で2基増加し、101基です。
今年5月ごろ以降、稼働リグ数は100基を中心に上下動しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で78bcf(10億立方フィート)増加し、3863bcfでした。
在庫増加幅は市場予想とおおむね同じで、在庫量は増加傾向を維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。