昨日（2024年10月28日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：68.637（-3.794）＜-5.24％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは下落。
月曜日は下窓を開けて取引が始まり、その後も緩やかに価格を下げる展開でした。
週末にイスラエルがイランを攻撃したものの、限定的な内容でした。
石油関連施設や核施設は攻撃目標にならなかったと報じられており、これを受けた値動きだと考えられます。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年10月29日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年10月29日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
窓を開けて下落が進み、上下にヒゲがある実体の短い陰線を形成しました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
前営業日の72ドル台から、窓開けにより節目価格70ドルを割れて一時67ドル台まで下落が進みました。
目先は、窓埋めに向けて反発するか、年初来安値更新に向けてさらに下落が進むかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
窓を開けて取引を開始した後、一時上昇したものの反落して取引を終えました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足が重なっており、下落圧力は限定的です。
直近安値の18日安値を下回っており、安値の切り下げが進む形となりました。
このまま切り下げを伴う下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年10月25日時点の米国の原油リグ稼働数は480基でした。
前週から2基減少しましたが、480基台での推移を続けています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年10月18日時点の原油在庫は前週比で547.4万バレルほど増加し、およそ4億2602万バレルです。
2024年9月後半から増加が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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