昨日(2024年10月28日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安の展開。
衆議院議員選挙の翌日、月曜日のドル円は上窓を開けて始まりました。
自民・公明両党の議席が過半数を割り込んでおり、政策運営に対する不透明さを反映したと報じられています。
ドル円は円安方向に進んだ後、昼から夜にかけて円高方向に向かいました。
しかし、窓埋めには至らず、再び円安に転じて取引を終えました。
夜に米10年債利回りが上昇しており、この影響を受けた可能性があります。
なお、日米で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝わっていません。
本日(2024年10月29日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月29日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、150円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、149円付近の買い注文も特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、150円台半ばから155円台前半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、154円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月29日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月29日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はプラス圏で取引される場面があったものの、おおむねマイナス圏で推移しました。
ドルはゼロを中心に上下動し、最終的にゼロ付近で取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月29日)の主な経済指標
23:00(米国)9月JOLTS求人件数
23:00(米国)10月消費者信頼感指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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