先週金曜日(2024年10月25日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.557(+0.056)<+2.24%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは5営業日続伸。
天然ガス関連で特段の情報は伝えられていないものの、先週金曜日もNATGAS価格は上昇しました。
価格上昇の要因として、欧州の天然ガス価格の上昇や先物の乗り換えに絡む動きが指摘されています。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ16万6,000の売り越しでした。
売り越し幅は6週連続で増加しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年10月28日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月28日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し5営業日続伸となりました。
平均足は陰連しているもののローソク足は平均足を上抜けしており、トレンド転換を示唆しています。
2.2ドル台前半の支持帯からの反発が続き、25日には節目価格2.5ドルを回復して取引を終えました。
目先は、2.5ドル回復で上昇が一服するか、2.5ドル回復後も上昇が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
横ばいの取引が続きましたが、取引後半の上昇により始値を上回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
18日安値を基点に、安値と高値の切り上げを伴う上昇トレンドが継続中です。
引き続き、切り上げを伴う上昇トレンドがどこまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、480基でした。
リグ数は480基前後で安定的に推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で2基増加し、101基です。
今年5月ごろ以降、稼働リグ数は100基を中心に上下動しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で80bcf(10億立方フィート)増加し、3785bcfでした。
在庫増加幅は市場予想より大きく、在庫量は直近5年間の平均値より多い状態が継続しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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