市場概況
反発、太陽光発電関連に買い 信義光能は17%高
25日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前日比0.49%高の20590.15ポイントだった。中国企業指数は0.35%高の7385.26ポイント。メインボードの売買代金は概算で1612億5000万HKドル。
ハンセン指数は中盤まで次第に上げ幅を拡大。後場に入ると失速したものの、前日に割り込んでいた10日移動平均線(大引け時点で20539.91ポイント)を小幅ながら上回って終えた。中国と欧米との通商対立懸念が重荷となっていた銘柄の買い直しが目立った。米政府が中国製の太陽光発電製品にかける関税の一部を見直すと先ごろ伝わったことが改めて材料視されたもよう。米長期金利の上昇一服も投資家心理を支えた。セクター別では工業と医療・ヘルスケアが高かった半面、素材とエネルギーが軟調だった。
ハンセン指数構成銘柄では、太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)が17%近く上昇。ガラス大手の信義ガラス(00868)も大幅に反発した。医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)と無錫薬明康徳新薬開発(02359)、自動車製造の吉利汽車(00175)、理想汽車(02015)、BYD(01211)はそろって反発した。半面、生活アプリ運営の美団(03690)と中国4大商業銀行の中国建設銀行(00939)の下落が相場の重荷だった。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)も安い。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.21%高の4538.03ポイントと反発。前日安かった京東健康(06618)、BYDエレクトロニック(00285)、華虹半導体(01347)が買われた。一方、電気自動車メーカーの小鵬汽車(09868)と蔚来集団(09866)、ライブコマースの東方甄選(01797)が続落した。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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25日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前日比0.49%高の20590.15ポイントだった。中国企業指数は0.35%高の7385.26ポイント。メインボードの売買代金は概算で1612億5000万HKドル。
ハンセン指数は中盤まで次第に上げ幅を拡大。後場に入ると失速したものの、前日に割り込んでいた10日移動平均線(大引け時点で20539.91ポイント)を小幅ながら上回って終えた。中国と欧米との通商対立懸念が重荷となっていた銘柄の買い直しが目立った。米政府が中国製の太陽光発電製品にかける関税の一部を見直すと先ごろ伝わったことが改めて材料視されたもよう。米長期金利の上昇一服も投資家心理を支えた。セクター別では工業と医療・ヘルスケアが高かった半面、素材とエネルギーが軟調だった。
ハンセン指数構成銘柄では、太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)が17%近く上昇。ガラス大手の信義ガラス(00868)も大幅に反発した。医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)と無錫薬明康徳新薬開発(02359)、自動車製造の吉利汽車(00175)、理想汽車(02015)、BYD(01211)はそろって反発した。半面、生活アプリ運営の美団(03690)と中国4大商業銀行の中国建設銀行(00939)の下落が相場の重荷だった。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)も安い。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.21%高の4538.03ポイントと反発。前日安かった京東健康(06618)、BYDエレクトロニック(00285)、華虹半導体(01347)が買われた。一方、電気自動車メーカーの小鵬汽車(09868)と蔚来集団(09866)、ライブコマースの東方甄選(01797)が続落した。
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DZH Finacial Research
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