昨日（2024年10月24日）のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円高。
朝から夕刻にかけてのユーロ円は円高が優勢でした。
この時間帯の円は主要通貨に対して強く、ユーロに対しても同様です。
夕刻に独仏ユーロ圏でPMI（サービス部門・製造業購買担当者景気指数）が発表され、市場予想比で強弱まちまちの結果でした。
この時間帯からユーロ円はレンジ相場に移行し、やや大きく上下動する展開です。
この傾向は未明まで継続し、最終的に円高で取引を終えました。
なお、ナーゲル独連銀総裁が発言し、性急な利下げには否定的である旨が報じられています。
本日（2024年10月25日）のユーロ円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年10月25日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、161円台半ばから165円台前半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その中でも、165円付近の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、165円台前半の売り注文が厚いです。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、163円付近の売り注文も厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年10月25日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはドル円です。
ポンド円と豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドルです。
ユーロドルと豪ドル米ドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年10月25日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
円はプラス幅を拡大する展開で、未明に横ばいに転じました。
ユーロは夜にかけてマイナス圏で推移し、それ以降はプラス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2024年10月25日）の主な経済指標
17:00（独）10月Ifo景況感指数
21:30（カナダ）8月小売売上高
21:30（米国）9月耐久財受注
23:00（米国）10月ミシガン大学消費者信頼感指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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