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【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク外国為替市場の円相場はドルに対して下落し、一時1ドル=153円19銭を付けた。7月31日以来、約3カ月ぶりの円安ドル高水準。米長期金利が上昇したことで、日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いが優勢だった。
米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げが緩やかなペースになるとの観測から、米長期金利の指標となる10年債利回りが一時4・26%台まで上昇し、ロイター通信によると、約3カ月ぶりの高水準となった。
一方、石破茂首相による日銀の追加利上げに消極的な発言などを背景に、日米の金利差縮小には時間がかかるとの見方が強まっている。
午後5時現在は、前日比1円66銭円安ドル高の1ドル=152円71~81銭。ユーロは1ユーロ=1・0777~87ドル、164円67~77銭。
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