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【ニューヨーク共同】米消費者金融保護局(CFPB)は23日、米国で発行するクレジットカード「アップルカード」を巡って不備があったとして、米金融大手ゴールドマン・サックスと、米IT大手アップルに対し、計8980万ドル(約135億円)の制裁金などの支払いを命じた。数十万人の利用者に不当な請求や信用情報の毀損といった影響を与えたという。
ゴールドマンには少なくとも1980万ドルの賠償金と4500万ドルの制裁金の支払いを命じたほか、新しいクレジットカードの発行を禁止した。アップルには2500万ドルの制裁金を科した。CFPBのロヒット・チョプラ局長は「両社は利用者に対する法的義務を回避した」と非難した。
CFPBによると、アップルにはカード利用者が端末を購入する際、無利子で購入できると誤解させる行為があった。また、両社でカード取引に関する利用者からの異議申し立ての情報共有や処理が不適切で、カード利用者が不当な責任を問われたり、信用情報に不利な情報が載せられたりする例が多発したという。
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