NY株式サマリー(22日)=ダウ6ドル安と小幅続落 ナスダック総合は5日続伸

市場概況
◆ダウ平均: 42924.89 -6.71 -0.02%
◆S&P500: 5851.20 -2.78 -0.05%
◆NASDAQ: 18573.13 +33.12 +0.18%

 22日のNY株式相場は高安まちまち。米10年債利回りが一時4.22%と3カ月ぶりの高水準となったことが重しとなる中、まちまちの結果となった決算発表をにらんでもみ合った。ダウ平均は朝方に213ドル安まで下落後、109ドル高まで上昇したが、6.71ドル安(-0.02%)とわずかに下落して終了。S&P500も0.15%高まで上昇したが、0.05%安で終了し、ともに2日続落となった。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.18%高と5日続伸し、史上最高値まで0.40%に迫った。S&P500の11セクターは生活必需品、コミュニケーション、エネルギーなど5セクターが上昇し、資本財、素材、公益、一般消費財など6セクターが下落した。長期金利の高止まり懸念からパルトグループが7.24%安、レナーが3.91%安、D.R.ホートンが3.16%安と住宅株が軒並み安となった。

 決算発表銘柄はフィリップモリスが10.47%高、ゼネラル・モーターズが9.81%高となった一方、GEエアロスペースが9.07%安、ロッキード・マーチンが6.12%安、ベライゾンが5.03%安となった。引け後の動きでは決算が予想を上回ったテキサス・インスツルメンツが時間外で3%超上昇した一方、弱い見通しが嫌気されたエンフェーズ・エナジーが10%超下落した。マクドナルドは大腸菌感染により1人が死亡、10人が入院したと米疾病対策センター(CDC)が発表したことで、6%超した。


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