ニュース
トヨタ自動車で科学研究トップを務めるギル・プラット氏(63)が21日までに共同通信などの取材に応じ、自動運転技術への生成人工知能(AI)の応用を検討していく考えを示した。従来よりはるかに少ないデータで衝突の危険を回避できるようになる可能性がある。一方、実用化に向けては、自動運転で起きた事故を社会がどれだけ受容できるかなど課題はあると指摘した。
生成AIの活用を目指す動きは他の自動車メーカーにも広がる。ソニー・ホンダモビリティ(東京)は米マイクロソフトと提携し、開発中の電気自動車(EV)「AFEELA(アフィーラ)」の対話型システムに導入する。ドライバーの好みを車内空間に反映させる。自動運転への活用も計画する。
プラット氏は米マサチューセッツ工科大で教授を務めた。国防総省の所属経験もあり、AI・ロボット工学分野をけん引してきた。現在はシリコンバレーにあるトヨタの先端研究機関の最高経営責任者(CEO)を務める。このほど来日し、長野県茅野市で報道陣向けに講演した。
共同通信社提供
Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。