女川原発「需給逼迫解消に有効」

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 電気事業連合会の林欣吾会長(中部電力社長)は18日の定例記者会見で、東北電力が女川原発2号機を29日に再稼働する方針について「東日本の電力供給は厳しい状況が続く。需給逼迫の解消に非常に有効なことだ」と述べ、安定供給に向け期待感を示した。

 2011年の東日本大震災の被災地に立地する原発の再稼働は初めて。東電福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉としても初となる。林氏は「東北電には安全を最優先に再稼働につなげてほしい」と語った。

 青森県むつ市の中間貯蔵施設に使用済み核燃料が9月に初めて搬入されたことに「使用済み燃料を適切に管理する手段が一つ増えた、大きな意義がある」と強調した。


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