日経平均サマリー(18日午前)

市場概況
日経平均は3日ぶり反発 ディスコが大幅上昇

 18日の日経平均は3日ぶり反発。前引けは147円高の39058円。米国株高や円安を好感して、3桁上昇スタート。高く始まった後はプラス圏で方向感に欠ける動きが続いた。高値は開始早々につけており、上値は重かった。一方、萎んで上げ幅を2桁に縮めても、節目の39000円を下回ると盛り返した。39000円をやや上回る水準で推移する時間が長く、前引けでも39000円を上回った。グロース250指数は序盤は前日終値近辺でもみ合ったが、次第にマイナス圏が定着し、下げ幅を広げて安値圏で前場を終えた。米長期金利の上昇が新興銘柄には逆風となったもよう。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆8400億円。業種別では銀行、機械、精密機器などが上昇している一方、電気・ガス、石油・石炭、ゴム製品などが下落している。上期業績および3Qの見通しを発表したディスコ<6146.T>が大幅上昇。開始直後には下げに転じる場面もあるなど微妙な反応であったが、切り返して上げ幅を広げ、前引け時点では6%を超える上昇となった。反面、東京電力ホールディングス<9501.T>や関西電力<9503.T>など、前日強く買われた電力株が反動売りに押されている。



日経平均
 39058.32 +147.13
先物
 39140 +40
TOPIX
 2696.06 +8.23


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