エアバス最大2500人削減検討

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 【ブリュッセル共同】欧州航空機大手エアバスは16日、2026年半ばまでに防衛・宇宙部門で最大2500人の削減を検討していると発表した。コスト上昇などで同部門は苦戦しており、合理化を通じて経営の立て直しを図るという。

 防衛・宇宙部門は人工衛星の製造などを手がけ、エアバス全体の売上高の2割近くを占める。欧米メディアによると、2500人は防衛・宇宙部門で働く人の7%に当たる。

 エアバスは事業環境の複雑化が続き、宇宙部門で23、24両年に多額の費用が計上されたと説明。部門の責任者は「欧州の防衛・宇宙産業をリードしていくためには対応しなくてはならない」と強調した。


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