東京外国為替市場概況・8時 NZドル、弱含み

市場概況
 16日の東京外国為替市場でNZドルは弱含み。対ドルでは0.6055米ドル、対円では90.35円までそれぞれ下押しした。7-9月期ニュージーランド(NZ)CPIが前期比で+0.6%と予想の+0.7%を下回ったほか、予想通りながらも前年比で2021年1-3月期以来の低水準を記録すると、NZ準備銀行(RBNZ)の追加利下げ観測が高まった。

 ドル円はもみ合い。8時時点では149.23円とニューヨーク市場の終値(149.20円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。本日の日本株安が警戒されるなか、本邦勢の本格参入を前に149円台前半で方向感を欠いている。

 ユーロ円は小動き。8時時点では162.50円とニューヨーク市場の終値(162.56円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。日本株の取引開始待ち。なお、昨日のCME225先物は38955円と大阪取引所比で955円安で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.0889ドルとニューヨーク市場の終値(1.0893ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.17円 - 149.37円
ユーロドル:1.0888ドル - 1.0896ドル
ユーロ円:162.43円 - 162.68円


(越後)


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