昨日(2024年10月14日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:72.401(-3.606)<-4.74%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続落。
OPECが月報を公開し、2024年と2025年の需要見通しを引き下げました。
ドルインデックスが上昇傾向だったこともあり、USOIL価格は下落したと報じられています。
また、中国が12日に経済対策を発表したものの、市場は景気浮揚に不十分と評価した模様です。
これも価格下落に寄与した可能性があります。
なお、日本時間未明にUSOIL価格が急落しました。
イスラエルはイランの石油関連施設を攻撃しない旨が報じられており、これが影響したと考えられます。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年10月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陰線を形成して、75ドル台から72ドル台まで大きく下落しました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足が平均足を下抜いており上昇圧力は限定的です。
72ドル台は9月の高値圏となるため、同水準で下落がいったん止まる可能性があります。
目先は、72ドル台で反発するか、さらに下落が進み節目価格70ドルを目指すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ジリ安が続いた後に、取引終了近くに急落して取引を終えました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
10月の上昇の基点となった、9日の安値付近まで下落が進みました。
目先は、9日の安値付近で反発を見せるか、9日安値も割れて下落が加速するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年10月4日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から5基減少し、479基でした。
2024年7月後半以降は480基台で推移していましたが、再び470基台まで減少しました。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年10月4日時点の原油在庫は前週比で581万バレルほど増加し、およそ4億2274万バレルです。
直近は2週連続で増加しており、このまま増加を続けるかに注目です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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