昨日(2024年10月14日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は緩やかな円安。
夕刻にかけてのユーロ円は動意薄の展開で、夜以降に円安方向に進みました。
ドル円とユーロドルの値動きがともに穏やかで、これを反映したと考えられます。
日付が変わって以降、やや円高に戻したものの、最終的に円安で取引を終えました。
なお、ユーロ圏で要人発言は伝えられず、重要指標発表もありませんでした。
また、日本では石破首相が発言し、貯蓄から投資への流れを変えてはいけない旨が報じられています。
本日(2024年10月15日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月15日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、161円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、163円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、160円台後半から164円台半ばにかけて、売り注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、164円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月15日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはドル円とポンド円です。
豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月15日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はゼロ付近で上下動し、夜にマイナス幅を広げました。
ユーロはプラス幅を拡大する場面があったものの、おおむねゼロ付近で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のユーロ円の注目材料
15日(火)18:00(ドイツ)10月ZEW景況感調査(期待指数)
15日(火)18:00(ユーロ)8月鉱工業生産(前年同月比)
15日(火)18:00(ユーロ)8月鉱工業生産(前月比)
15日(火)18:00(ユーロ)10月ZEW景況感調査
16日(水)8:50(日本)8月機械受注(前年同月比)
16日(水)8:50(日本)8月機械受注(前月比)
17日(木)8:50(日本)9月貿易統計(通関ベース、季調前)
17日(木)8:50(日本)9月貿易統計(通関ベース、季調済)
17日(木)18:00(ユーロ)9月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
17日(木)18:00(ユーロ)9月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
17日(木)21:15(ユーロ)欧州中央銀行(ECB)政策金利
17日(木)21:30(米国)9月小売売上高(前月比)
17日(木)21:30(米国)9月小売売上高(除自動車)(前月比)
17日(木)21:45(ユーロ)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
18日(金)8:30(日本)9月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
18日(金)8:30(日本)9月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
18日(金)8:30(日本)9月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
18日(金)11:00(中国)7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
18日(金)11:00(中国)7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
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