東京外国為替市場概況・12時 ドル円、底堅い

市場概況
 14日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。12時時点では149.31円とニューヨーク市場の終値(149.13円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。東京市場が休場で閑散取引の中、早朝に安値148.98円から高値149.39円までのレンジを作った後は、警戒されていた上海株が落ち着いた値動きとなったことで、149.20-30円付近での底堅い展開が続いた。
 
 ユーロ円は小動き。12時時点では163.12円とニューヨーク市場の終値(163.12円)とほぼ同水準だった。ユーロドルが弱含みに推移し、ドル円が強含みに推移したことで、163円前半で方向感のない値動きとなった。

 ユーロドルは12時時点では1.0925ドルとニューヨーク市場の終値(1.0937ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。17日の欧州中央銀行(ECB)理事会での追加利下げ観測が高まっていることで、弱含みに推移している。

豪ドル/ドルは0.6722ドルまでわずかに下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.98円 - 149.39円
ユーロドル:1.0915ドル - 1.0942ドル
ユーロ円:162.81円 - 163.24円


(山下)


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