市場概況
◆ダウ平均: 42863.86 +409.74 +0.97%
◆S&P500: 5815.03 +34.98 +0.61%
◆NASDAQ: 18342.94 +60.89 +0.33%
11日のNY株式相場は反発。決算が好感されたJPモルガン・チェース(+4.44%)やウェルズ・ファーゴ(+5.61%)が大幅高となり、金融株を中心に幅広く上昇した。9月生産者物価指数(PPI)がまちまちの内容だったが、市場では11月米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まった。ダウ平均は409.74ドル高(+0.97%)と反発し、2日ぶりに終値の過去最高値を更新。一時、445ドル高まで上昇し、9月27日以来、10営業日ぶりに取引時間中の史上最高値も更新した。S&P500も0.73%高まで上昇し、0.61%高で終了。取引時間中と終値の最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.33%高と反発し、史上最高値まで1.6%に迫った。S&P500の11セクターは金融の1.95%高を筆頭に、資本財、不動産、公益、ヘルスケアなど9セクターが上昇。一方、テスラ(-8.78%)の下落が重しとなった一般消費財が0.41%安となったほか、ITもわずかに下落した。
週間ではダウ平均が1.21%高、S&P500が1.11%高、ナスダック総合が1.13%高と主要3指数がそろって5週続伸。10月月初来ではダウ平均が1.26%高、S&P500が0.91%高、ナスダック総合が0.85%高となった。
寄り前に発表された9月生産者物価指数(PPI)は前年比+1.8%と予想の+1.6%を上回り、8月分も+1.7%から+1.9%に上方修正されたが、前月比では+0.00%と8月分の+0.2%から鈍化し、予想の+0.1%も下回った。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPPIは前年比+2.8%と予想の+2.7%を上回ったが、前月比では+0.2%と8月から横ばいとなった。市場の利下げ期待はやや上昇。CMEのフェドウォッチ・ツールの11月FOMCでの政策金利据え置き確率は前日の17%から4%に低下し、0.25%の利下げ確率は83%から96%に上昇した。
(羽土)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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◆S&P500: 5815.03 +34.98 +0.61%
◆NASDAQ: 18342.94 +60.89 +0.33%
11日のNY株式相場は反発。決算が好感されたJPモルガン・チェース(+4.44%)やウェルズ・ファーゴ(+5.61%)が大幅高となり、金融株を中心に幅広く上昇した。9月生産者物価指数(PPI)がまちまちの内容だったが、市場では11月米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まった。ダウ平均は409.74ドル高(+0.97%)と反発し、2日ぶりに終値の過去最高値を更新。一時、445ドル高まで上昇し、9月27日以来、10営業日ぶりに取引時間中の史上最高値も更新した。S&P500も0.73%高まで上昇し、0.61%高で終了。取引時間中と終値の最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.33%高と反発し、史上最高値まで1.6%に迫った。S&P500の11セクターは金融の1.95%高を筆頭に、資本財、不動産、公益、ヘルスケアなど9セクターが上昇。一方、テスラ(-8.78%)の下落が重しとなった一般消費財が0.41%安となったほか、ITもわずかに下落した。
週間ではダウ平均が1.21%高、S&P500が1.11%高、ナスダック総合が1.13%高と主要3指数がそろって5週続伸。10月月初来ではダウ平均が1.26%高、S&P500が0.91%高、ナスダック総合が0.85%高となった。
寄り前に発表された9月生産者物価指数(PPI)は前年比+1.8%と予想の+1.6%を上回り、8月分も+1.7%から+1.9%に上方修正されたが、前月比では+0.00%と8月分の+0.2%から鈍化し、予想の+0.1%も下回った。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPPIは前年比+2.8%と予想の+2.7%を上回ったが、前月比では+0.2%と8月から横ばいとなった。市場の利下げ期待はやや上昇。CMEのフェドウォッチ・ツールの11月FOMCでの政策金利据え置き確率は前日の17%から4%に低下し、0.25%の利下げ確率は83%から96%に上昇した。
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DZH Finacial Research
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