昨日(2024年10月10日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円はやや円高。
昼の豪ドル円は円安が進んだものの長続きせず、円高に転じて夜に日中安値を割り込みました。
深夜に円高の動きが止まると円安方向に戻り、一昨日の終値と比べてやや円高で1日の取引を終えました。
なお、豪州で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝えられていません。
日本では国内企業物価指数が発表され、市場予想よりも高い数字でした。
発表後の豪ドル円は特段の反応を示していません。
本日(2024年10月11日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月11日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、97円台半ばから100円付近にかけて買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
しかし、100円よりも円安の範囲では、買い注文はやや乏しいです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、98円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、99円台半ばの売り注文も厚いです。
この周辺にもサポートラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月11日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
相関関係だったのはユーロドルとポンドドル、弱い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月11日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は午後にマイナスに進み、夕刻以降はプラス幅を広げました。
豪ドルはおおむねプラス圏で推移し、最終的にプラスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月11日)の主な経済指標
15:00(英国)8月月次GDP(前月比)
21:30(米国)9月生産者物価指数(PPI)
23:00(米国)ミシガン大学消費者信頼感指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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