昨日(2024年10月10日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高が優勢。
午前中のユーロ円は横ばいで取引され、午後以降に円高が進む展開でした。
午後の円は主要通貨に対して強く、ユーロに対しても同様です。
円高の動きは日付が変わる頃に止まり、横ばいに転じて1日の取引を終えました。
なお、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(9月12日分)が発表され、インフレは今年後半に再び上昇すると予想している旨が示されました。
また、氷見野日銀副総裁が発言し、日本の金融政策は正常化しつつある旨が報じられています。
本日(2024年10月11日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月11日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、163円台後半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、159円付近にも、特に厚い買い注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、163円台後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、162円台前半にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月11日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円、豪ドル円そしてポンドドルです。
ユーロドルとも相関関係でした。
その一方、弱い逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月11日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は午後にマイナスに進み、夕刻以降はプラス幅を広げました。
ユーロはマイナス幅を広げる展開で、未明付近に横ばいに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月11日)の主な経済指標
15:00(英国)8月月次GDP(前月比)
21:30(米国)9月生産者物価指数(PPI)
23:00(米国)ミシガン大学消費者信頼感指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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