日経平均サマリー(10日)

市場概況
日経平均は続伸 プログリットが急騰

 10日の日経平均は続伸。終値は102円高の39380円。米国株高を受けて大きく上昇して始まり、開始直後には上げ幅を300円超に拡大。39600円台に乗せたところで買いは一巡し、以降は値を消す流れが続いた。後場のスタート直後には39200円台に突入し、上げ幅を一桁にまで縮小。ただ、マイナス圏入りは回避して踏みとどまり、そこからはやや盛り返して3桁の上昇で取引を終えた。グロース250指数は開始早々にマイナス圏に沈んで下げ幅を広げており、1%を超える下落となった。

 東証プライムの売買代金は概算で3兆5200億円。業種別ではゴム製品、保険、銀行などが上昇した一方、小売、サービス、繊維などが下落した。前期の計画上振れ着地や今期の大幅増益見通しが好感されたプログリット<9560.T>が急騰。半面、今期の見通しが市場の期待に届かなかったサイゼリヤ<7581.T>が大幅に下落した。



日経平均
 39380.89 +102.93
先物
 39310 +20
TOPIX
 2712.67 +5.43


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