昨日(2024年10月9日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:73.869(-0.599)<-0.80%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続落。
昨日はドルインデックスが上昇傾向で推移し、USOIL価格は夜に下落しています。
その後、EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ581万バレルの増加でした。
市場予想よりも増加幅が大きかったものの、発表後のUSOIL価格は上昇に転じています。
ガソリン在庫が630万バレル減少しており、これが価格上昇要因だと指摘されています。
価格は未明にかけて上昇したものの一昨日の終値に届かず、最終的に下落で取引を終えました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年10月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月10日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲの長い陰線を形成し、8日の大幅安後も下落が続きました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
72ドル割れ目前まで下落が進みましたが、反発して73ドル台後半で取引を終えました。
目先は、72ドル割れに向けて下落が進むか、反発が続き74ドルを回復するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
横ばいの推移が続いた後に下落したものの、下落分の多くを戻して取引を終えました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足が重なり、下落圧力は弱まっています。
8日の高値を天井とする下落が進みつつあります。
目先は、9日安値を割れて切り下げを伴う下落が進むか、反発して8日高値へ向かうかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年10月4日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から5基減少し、479基でした。
2024年7月後半から480基台で推移していましたが、再び470基台まで減少しました。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年9月27日時点の原油在庫は前週比で388.9万バレルほど増加し、およそ4億1693万バレルです。
2024年6月以降は右肩下がりに推移しており、原油在庫の減少は一般的に原油価格にプラスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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