昨日(2024年10月8日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円高が優勢。
午前中に豪準備銀行(RBA)議事要旨が発表され、基調的なインフレ率は依然として高すぎる旨が示されました。
発表直後の豪ドル円は特段の反応を示していません。
その後、円高が進む場面がありました。
この時間帯の中国株や香港株が大きく下げており、リスク回避の豪ドル売りが指摘されています。
夜以降は一転して円安の展開で、最終的にやや円高で取引を終えました。
ドル円と豪ドル米ドルがともに緩やかに上昇しており、これを反映した模様です。
なお、ハウザー豪準備銀行(RBA)副総裁が発言し、インフレとの戦いでRBAは強固な姿勢を維持すべきとの旨が報じられています。
本日(2024年10月9日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月9日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、97円台半ばから100円台前半にかけて買い注文を確認できます。
現在値付近よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
しかし、100円台半ばから円安の範囲では、買い注文が乏しいです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、98円台半ばから101円台後半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、98円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月9日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関関係だったのはドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月9日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はおおむねプラス圏で推移し、最終的にゼロ付近で取引を終えました。
豪ドルは午前中にマイナス幅を拡大し、深夜にプラスに戻りました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月9日)の主な経済指標
10:00(ニュージーランド)NZ中銀政策金利
27:00(米国)FOMC議事録
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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