スポット
(7日終値)
ドル・円相場:1ドル=148.18円(前営業日比▲0.52円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.63円(▲0.63円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0976ドル(△0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:41954.24ドル(▲398.51ドル)
ナスダック総合株価指数:17923.91(▲213.94)
10年物米国債利回り:4.02%(△0.05%)
WTI原油先物11月限:1バレル=77.14ドル(△2.76ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2666.0ドル(▲1.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月米消費者信用残高
89.3億ドル 266.3億ドル・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は4日ぶりに反落。前週末の米雇用統計の結果を受けて、米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退する中、アジア市場では一時149.13円と8月16日の高値を付けた。
ただ、欧米市場では利益確定目的の売りなどが優勢となり、じり安の展開となった。8月16日の高値149.35円や15日の高値149.39円がレジスタンスとして意識された面もあり、23時前に一時147.86円と日通し安値を更新した。
もっとも、米長期金利の上昇に伴うドル買いも入ったため、一本調子で下落する展開にはならなかった。米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.0314%前後と8月1日以来およそ2カ月ぶりの高水準を記録した。
・ユーロドルは7日ぶりに小反発。前週末に8月15日以来約1カ月半ぶりの安値1.0951ドルを付けたあとだけにポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りが入ると、2時30分過ぎに1.0987ドルと日通し高値を更新した。
ただ、米長期金利の上昇や欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測が相場の上値を抑えた。対オセアニア通貨中心にリスク・オフのドル買いが入ると、ユーロに対してもドル買いが入り一時1.0966ドル付近まで下押しした。
・オセアニア通貨は軟調だった。ダウ平均が一時520ドル超下落するなど、米株式相場が軟調に推移するとリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが出た。豪ドル米ドルは一時0.6743米ドル、NZドル米ドルは0.6113米ドルまで値を下げた。また、豪ドル円は99.84円、NZドル円は90.49円と日通し安値を更新した。
・ユーロ円は4日ぶりに反落。ドル円の下落や米国株安に伴う円買い・ユーロ売りが入ると、23時前に一時162.30円と日通し安値を付けた。その後の戻りも162.74円付近にとどまった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。米長期金利の指標となる米10年債利回りが8月以来の4%台に乗せたことで、株式の相対的な割高感が意識された。中東の地政学リスクも相場の重しとなり、一時520ドル超下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落。電気自動車(EV)のテスラが下落した一方、半導体大手のエヌビディアが上昇した。
・米国債券相場で長期ゾーンは4日続落。前週末の米雇用統計の結果を受けて、米大幅利下げ観測が後退する中、この日も債券売りが続いた。利回りは一時4.0314%前後と8月1日以来およそ2カ月ぶりの高水準を付けた。
・原油先物相場は5日続伸。引き続き中東情勢の緊迫化による供給不安が相場の支えとなった。また、米国立ハリケーンセンター(NHC)がハリケーン「ミルトン」がカテゴリー5に発達したと発表したことも買いを後押した。
・金先物相場は続落。米10年債利回りが8月以来の4%台まで上昇基調を強め、金利を生まない金は上値の重い動きとなった。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=148.18円(前営業日比▲0.52円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.63円(▲0.63円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0976ドル(△0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:41954.24ドル(▲398.51ドル)
ナスダック総合株価指数:17923.91(▲213.94)
10年物米国債利回り:4.02%(△0.05%)
WTI原油先物11月限:1バレル=77.14ドル(△2.76ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2666.0ドル(▲1.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月米消費者信用残高
89.3億ドル 266.3億ドル・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は4日ぶりに反落。前週末の米雇用統計の結果を受けて、米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退する中、アジア市場では一時149.13円と8月16日の高値を付けた。
ただ、欧米市場では利益確定目的の売りなどが優勢となり、じり安の展開となった。8月16日の高値149.35円や15日の高値149.39円がレジスタンスとして意識された面もあり、23時前に一時147.86円と日通し安値を更新した。
もっとも、米長期金利の上昇に伴うドル買いも入ったため、一本調子で下落する展開にはならなかった。米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.0314%前後と8月1日以来およそ2カ月ぶりの高水準を記録した。
・ユーロドルは7日ぶりに小反発。前週末に8月15日以来約1カ月半ぶりの安値1.0951ドルを付けたあとだけにポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りが入ると、2時30分過ぎに1.0987ドルと日通し高値を更新した。
ただ、米長期金利の上昇や欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測が相場の上値を抑えた。対オセアニア通貨中心にリスク・オフのドル買いが入ると、ユーロに対してもドル買いが入り一時1.0966ドル付近まで下押しした。
・オセアニア通貨は軟調だった。ダウ平均が一時520ドル超下落するなど、米株式相場が軟調に推移するとリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが出た。豪ドル米ドルは一時0.6743米ドル、NZドル米ドルは0.6113米ドルまで値を下げた。また、豪ドル円は99.84円、NZドル円は90.49円と日通し安値を更新した。
・ユーロ円は4日ぶりに反落。ドル円の下落や米国株安に伴う円買い・ユーロ売りが入ると、23時前に一時162.30円と日通し安値を付けた。その後の戻りも162.74円付近にとどまった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。米長期金利の指標となる米10年債利回りが8月以来の4%台に乗せたことで、株式の相対的な割高感が意識された。中東の地政学リスクも相場の重しとなり、一時520ドル超下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落。電気自動車(EV)のテスラが下落した一方、半導体大手のエヌビディアが上昇した。
・米国債券相場で長期ゾーンは4日続落。前週末の米雇用統計の結果を受けて、米大幅利下げ観測が後退する中、この日も債券売りが続いた。利回りは一時4.0314%前後と8月1日以来およそ2カ月ぶりの高水準を付けた。
・原油先物相場は5日続伸。引き続き中東情勢の緊迫化による供給不安が相場の支えとなった。また、米国立ハリケーンセンター(NHC)がハリケーン「ミルトン」がカテゴリー5に発達したと発表したことも買いを後押した。
・金先物相場は続落。米10年債利回りが8月以来の4%台まで上昇基調を強め、金利を生まない金は上値の重い動きとなった。
(中村)
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DZH Finacial Research
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