先週金曜日(2024年10月4日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:75.191(+0.728)<+0.98%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日続伸。
市場はイスラエルのイラン攻撃の可能性に注目していると報じられており、USOIL価格の上昇要因だったと報じられています。
また、米国で雇用統計が発表され、市場予想より強かったことも、価格上昇要因だった可能性があります。
その後、売りに押される場面があったものの、最終的に上昇で取引を終えました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ16万の買い越しでした。
9月下旬以降、緩やかな増加が続いています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年10月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陽線を形成し、4営業日続伸で高値を更新しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
74ドル台で取引を開始して、一時76ドル台に到達したものの、最終的に75ドル台前半で取引を終えました。
目先は、76ドル台まで上昇が続くか、上昇が一服するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから上昇が始まり、終盤に大きく下落しましたが、始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているもののローソク足と平均足は接触しており、上昇圧力は限定的です。
高値切り上げを伴う上昇トレンドは維持されています。
ここから反発して上昇トレンドが維持されるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年9月27日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から4基減少した484基でした。
2024年7月後半から480基台での推移が続いています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年9月27日時点の原油在庫は前週比で388.9万バレルほど増加し、およそ4億1693万バレルです。
直近は増加したものの、2024年6月後半から減少基調が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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