先週金曜日(2024年10月4日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.62(-0.117)<-4.27%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは6営業日ぶりに下落。
直近の上昇幅が大きく、4日は利益確定売りが優勢だったと報じられています。
また、NWS(アメリカ国立気象局)によると、先週金曜日時点でメキシコ湾の熱帯低気圧は米国沿岸に到達しない予報です。
これもNATGAS価格の下落に寄与した可能性があります。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、10万9,000の売り越しでした。
売り越し幅が10万を超えたのは4週ぶりです。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年10月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成し、6営業日ぶりの下落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
4日はおおむね4営業日分の上昇を戻す下落を見せました。
目先は、このまま下落が続くか、下落は一時的に留まり再度上昇するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
横ばいの取引が続いた後に上昇して前日高値を更新したものの、その後は急落しました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
大きく下落したものの下落前に高値を切り上げており、上昇トレンドは維持されている可能性があります。
目先は、反発して切り上げを伴う上昇トレンドを維持するか、下落が続き上昇トレンドが崩れるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で5基減少し、479基でした。
2週連続で減少し、470基台まで落ち込んだのは7月中旬以来です。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で3基増加し、102基です。
2週連続で増加し、7月下旬以来の100基台に回復しました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で55bcf(10億立方フィート)増加し、3,547bcfでした。
増加幅は市場予想よりも小さく、貯蔵量は過去5年間の平均値に近づきつつあります。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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