昨日(2024年10月3日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.737(+0.053)<+1.97%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは上昇が継続。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で55bcf(10億立方フィート)の増加でした。
市場予想と比べて増加幅が小さく、これを受けてNATGAS価格は上昇したと報じられています。
また、在庫量増加幅は直近5年間の同時期の平均と比べても小さく、これも価格上昇要因だった可能性があります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年10月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陽線を形成し、5営業日連続で上昇しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
上昇したものの前日2日の値幅の範囲内での値動きに留まりました。
目先は、2日の高値も超えて上昇トレンドを維持するか、2日高値は超えられず反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
横ばいの取引の後、後半に上昇して上昇後の水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
高値と安値を切り上げる上昇トレンドが継続中です。
目先は、高値を切り上げ上昇トレンドが維持されるか、2日と3日の高値でダブルトップを形成して下落するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で4基減少し、484基でした。
5月以降、稼働数は500基割れが続いています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で3基増加し、99基です。
100基を下回る水準が継続しているものの、7月下旬以来の100基台回復が視野に入っています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で55bcf(10億立方フィート)増加し、3,547bcfでした。
増加幅は市場予想よりも小さく、貯蔵量は過去5年間の平均値に近づきつつあります。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。