日経平均サマリー(3日午前)

市場概況
日経平均は大幅反発 ディスコなど半導体株が強い

 3日の日経平均は大幅反発。前引けは846円高の38655円。米国株高と円安進行を好感して、600円超上昇して始まった。開始直後には上げ幅を4桁に拡大。到達感から38800円台に乗せた後は伸び悩んだが、やや萎んで38600円近辺では値動きが落ち着いた。ドル円は147円台に乗せる場面もあるなど東京時間でも円安基調が継続し、株高をサポート。800円を超える上昇で前場を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で2兆3200億円。業種別では保険、海運、医薬品などが大幅上昇。銀行と空運の2業種のみが下落しており、鉄鋼の上昇が限定的となった。円安進行や米エヌビディアの上昇を手がかりに、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>など半導体株が大幅上昇。半面、石破首相が追加利上げに消極的な姿勢を示したことから、三菱UFJ<8306.T>や三井住友<8316.T>など銀行株が逆行安となっている。



日経平均
 38655.03 +846.27
先物
 38680 +930
TOPIX
 2690.18 +38.22


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