昨日(2024年10月2日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安が優勢。
日中のドル円は方向感が乏しかったものの、夜に入ると円安トレンドを形成しました。
この時間帯に石破首相が発言し、現在は追加利上げをするような環境にない旨が報じられています。
この利上げけん制発言が影響したと伝えられています。
また、米国でADP雇用統計が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
指標発表後も引き続き円安で、この傾向は未明まで継続しました。
なお、バーキン米リッチモンド連銀総裁が発言し、経済が予想通りに進展すれば、今年さらに2回の0.25%の利下げは合理的だとの趣旨が報じられています。
本日(2024年10月3日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年10月3日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、146円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、141円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、147円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
また、146円台前半の売り注文も特に厚いです。
現在値付近で発注されており、今後の円高を想定した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年10月3日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
逆相関関係だったのはポンドドル、弱い逆相関関係だったのは豪ドル米ドルでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年10月3日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、この傾向は未明まで継続しました。
ドルはゼロ付近で推移し、夜以降にプラス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年10月3日)の主な経済指標
22:45(米国)サービス業PMI
23:00(米国)ISM非製造業景気指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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