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財務省の三村淳財務官は1日、東京都内で開かれた日本経済新聞社の金融専門メディア「NIKKEI Financial」のセミナー収録で、神田真人前財務官が指揮した大規模な為替介入について「政府の考え方やスタンスが変わることは全然ない」と語った。将来の介入の可能性を否定せず、引き続き円相場の動向を注視する姿勢を示した。
三村氏はG7など国際的に共通の認識として「為替レートは市場で決まるものだが、無秩序な動きや過度な変動は望ましくない」と指摘。為替政策は「属人的なことで変わるものではない」と強調した。
外国為替市場の円相場は1ドル=161円台を付けた7月前半以降、円高ドル安が進んだ。
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