主要企業が25年卒学生の内定式

ニュース

 国内の主要企業は1日、2025年春に卒業予定の大学生らを対象とする内定式を開いた。人口減少による労働力の先細りが見込まれる中、企業の採用意欲は高く、学生優位の「売り手市場」が続いている。

 NECは東京都内の本社で式を行った。堀川大介執行役は「やる気と実力があれば誰でも挑戦できる環境が整っている。新入社員も大事な戦力だ」と激励。保護者もオンラインで参加した。

 オンラインで開催したクボタの渡部猛雄人事部長は内定者に「入社して良かったと思えるかどうかは皆さん次第だ」と訓示した。大阪市の本社で取材に応じたインド出身のガァウラウ・カイラス・カンブレさん(22)は「クボタは環境問題に挑戦しており、技術にも魅力を感じて入社を決めた。今後、いろんなことを学んで活躍したい」と話した。

 就職情報会社マイナビが今年6月に実施した調査では、採用予定数を24年卒より「増やした」と回答した企業は18・5%で、24年卒並みが74・8%。リクルートによると、25年卒の大学生の内定率は9月1日時点で94・2%だった。


共同通信社提供



 
  共同通信社   

Provided by
共同通信社

東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 主要企業が25年卒学生の内定式